床や畳に1枚だけ敷いて寝て、腰や背中、肩の痛みや、冷えを感じませんか?
敷布団の1枚敷きは、冷えや床・畳からの突き上げが下から直に伝わり、冷えたり、身体が無理に圧迫されます。
畳の上やフローリングの上でお休みになる場合
- 最低でも敷布団を2枚敷くか、身体に合ったマットレスを下に敷きましょう。
- 身体を支え、吸湿性の高い天然素材の布団で、寝床内気候を整えましょう。
- 下にはマットレス、上には汗を吸って温湿度調節をしてくれる、呼吸するウールパッドなどを。
敷寝具の2枚敷きのポイントとは
- 2枚敷くことにより、断熱性が上がるので、身体の冷えを防ぎます。
- 上に敷くお布団を天然素材の敷寝具にして、睡眠中の汗を吸ってくれ、寝床内気候を、最適な温度(33℃前後)、湿度(50%前後)に整えましょう。
- 体圧を分散背骨のS字カーブを適正に保つため、自分に合ったマットレスを敷きましょう。
フローリングでの注意点
フローリングは畳に比べて弾力性がありません。1枚敷きで横向け寝をしていると…
出っ張っている肩に体重が集中し痛みを感じやすい。
仰向け寝でも、出っ張った臀部や背中、腰などにも痛みを感じやすい。
この状態の続けると…
敷寝具の状態に合わせた無理な姿勢で寝たりします。
横向き寝がしにくいがために極端に寝返りが減って同じ姿勢で寝ることになりやすく負荷が集中し、腰や背中、臀部などにも痛みを感じてしまいやすくなります。
畳との違い
- フローリングでは直接板が張られていることがほとんど
➡湿気の逃げ場が無く、布団を敷いたままで放置してしまうと、布団にカビが生えてしまうリスクも
お手入れのポイント
- 毎日床や畳におふとんを敷きっぱなしにしたりしないこと
➡天日干しや陰干しなど、風通しをマメにしましょう - スノコや吸湿シートの併用がオススメ。
畳敷きやフローリング向けの敷布団・マットレスなどゆっくりお試し寝いただけます。
とっても重要!マットレスの上に敷くベッド&敷パッド選び
自分に合ったマットレス選びは重要ですが、マットレスの上に敷くパッド類選びもとても重要です!
睡眠時にコップ一杯~一杯半の汗を処理し、温湿度調節をすることが快眠への第一歩
ウールはマットレスなどの上の敷く寝具の素材として、一番オススメなのは、ウール(羊毛)素材です。
「ウール」と聞くとセーターをイメージされる方が多く、「夏は使わないでしょ?」とおっしゃられるお客様もいらっしゃいますが、本来のウール布団は1年中お使いいただくのに最適な素材なのです。
ウール繊維は元々うろこ状になっており、この繊維が開いたり閉じたりして呼吸をし、素早く睡眠中の汗を吸収・発散してくれるので、蒸れずに快適な、温度と湿度をコントロールしてくれるのです。特に汗をかきやすい夏にはウールが睡眠中の汗を素早く吸収・発散してくれますので、発散性の高い麻のカバーをかけて使うと非常に快適です。
季節に応じてシーツやカバーの素材や感触を変えて使用する
また、夏での利用時ではリネンなどの麻素材などのシーツや敷パッドと併せて使用するのが特にオススメです。冬の場合は汗を吸収し、吸着熱の発生により暖かくなります。ですから、ウールは年中お使いいただきたい寝具(特に敷寝具として)なのです。軽い上にお手入れも楽!
あなたに合った、あなたのためだけの敷寝具は夢工房かしわぎにおまかせ!