羽毛(ダウン)の品質のポイント

1.適切な温度・湿度を保てる

寝床内気候(布団の中)を適切な温度33℃前後、湿度50%前後に保つことが暖かく蒸れにくい環境として重要なのです。

※低品質なものやウォッシャブル生地を使用した羽毛布団に使われている、ポリエステル混の生地は、通気性が非常に悪く、蒸れやすいおふとんになってしまいます。
これでは適切な寝床内気候は保てません。

2.ホコリ・ニオイなどが無い(少ない)

<ホコリの原因>
●羽毛の選別工程でホコリ取りが不十分
低品質なものはコストを抑えるため、十分にほこり取りをしません

●飼育日数が少なかったり、不衛生な環境で育てた鳥では、十分に鳥が育たず、未成熟な鳥からは未成熟な羽毛しか採れません。
そういった羽毛で作った布団では、短期間でファイバー化(羽毛が切れた状態)しやすく、下手をしたらファイバー自体を多く入れる可能性もあります。
そのため短期間で嵩がなくなって保温力がなくなってしまいます。

※高品質なものは十分に育った鳥から採取した羽毛を使用しており、選別もしっかりとされているのでホコリが少なく、しっかりと育っている羽毛なので長年使っても壊れにくく、つまりファイバー化しにくいです。
こういった高品質の羽毛はちょっとしたお手入れと、10年毎のリフォームで長く気持ち良くお使いいただけます。

<ニオイの原因>
●羽毛の洗浄が不十分
低品質のものはコストを抑えるために、洗浄工程を少なくしていることが多いのです。
十分に洗浄ができていないと、汚れが十分落ちません。特に日本は高温多湿な土壌ですから、バクテリア等が繁殖してニオイの元となります。

●鳥の生育環境が不潔
低品質な羽毛は鳥の生育環境が悪く不潔なため、採取した羽毛の汚れが多くなります。

3.フィット感・肌触りが良い

お客様の中には「生地がガサガサと音がするのは嫌」という方も多いです。
もちろん音がするような生地は論外ですが、生地やカバーは羽毛布団と肌が当たるところです。
どんなに高品質な羽毛布団を使っても感触など(気持ちよさ)が悪ければ、使った時のストレス要因となります。

この点は意外と見落とされていますが、側生地に使われている生地のソフト感や軽さと、カバーとの組合わせによって使用感はずいぶんと変わってくるのです。
その意味ではカバーの要素も重要になってきます。
天然素材で柔らかい生地は触っただけで気持ちの良さを実感できます。

ちなみ低品質(=低価格)の羽毛布団では保温力、保湿力が乏しい未熟なダウンやファイバー、ゴミを多く含んだもの、蒸れやすいポリエステル混の生地を使用すれば作れます。